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古都奈良の歴史的建物探訪と和室の設えを学ぶ~初夏の一日を奈良で学びませんか

6月15日(水)梅雨にもかかわらずお天気に恵まれたこの日、
「古都奈良の歴史的建物探訪と和室の設えを学ぶ 
      ~初夏の一日を奈良で学びませんか」の勉強会に参加しました。

第1部は、西大寺の見学から。
1250年の歴史を誇る南都七大寺の1つです。
広い敷地内にある本堂(重要文化財)を見学・お参りしました。
丁寧な解説を伺っていると再三の災害に見舞われても復興し、
その由緒正しき伝統をずっと今日まで守り続けてこられた事に感動して、
背筋がスッと伸びる思いがしました。

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次に協会の賛助企業でもある塚本さん(塚本畳店)のご縁で通常は非公開の奥書院を見学させていただきました。(塚本さんありがとうございます。)
塚本さんの分かりやすい解説とIC仲間の視点が加わると見逃してしまいそうな凝った細工もしっかり見学する事が出来ました。
少しずつデザインの違う書院が左右にシンメトリーに配置された和室が珍しく、
格が高いとの事でした。
欄間も場所によってデザインが違っていて作り手のこだわりを感じました。

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あちこちでシャッターを切る音が聞こえていました。
畳の縁の柄合わせも見事で、塚本さんの素晴らしいお仕事の一端を拝見させて頂くことも出来ました。
見学の後は、この和室で円陣に座って和尚さんの講話を拝聴しました。
和室が無くなることでどんどん日本らしさが失われて行く現状に警鐘を鳴らす内容は、
和室好きの私にとって「そうだ!そうだ!勿体無い!」という気持ちでいっぱいになりました。
いつしか引き込まれる話ぶりは、流石ですね。見学が、終わる頃にはちょうどお腹が空いてきて、別室に精進料理のお弁当がズラリ!綺麗で意外に食べ応えがあって美味しかったなぁご馳走様でした。

 

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第2部は、車で移動し塚本畳店の工場へ。私は、前回行きそびれてしまっていたので念願叶っての参加です。
機械で縁を縫い付けて畳が出来上がっていく様や手仕上げの熟練の技を拝見すると愛着が湧いて来ますね。
琉球畳は、素材も貴重で手間がかかっていて価格が高い事に納得でした。
畳床の違いを踏んで体験させてもらったり、イグサ、和紙、化学繊維をそれぞれ手でちぎってみたり、値段の違いをサンプルで見せて頂いたりとそれらの違いが一目瞭然でした。
新しい時には意外と分からなくても時間が経つとハッキリ違いが出てくるものなのですね。
最後にスライドで畳表、床、へりの種類や施工事例、クレーム事例などについて分かりやすく解説していただきました。質問コーナーも盛り上がっていました。
やっぱり畳は、和の室礼は、落ち着きますね。良いですね。
和室の色彩は、ライトトーナス値が下がって落ち着くという話を思い出しましたが、それだけじゃない、い草の香りや室礼といったプラスαも大きいなぁと思います。
企画の皆様、今回も充実した企画をありがとうございました(^O^)/

投稿日:2016 年 8 月 10 日