~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「遊び心を取り入れたインテリアカラーのテクニック」より (講師: 奥村幸子 )
インテリア・カラーコーディネートを構成するアイテムには、床・壁・天井・家具・照明・カーテン・小物などがあります。
それらには独自の色彩、素材、質感(テクスチャー・肌触り)、形状(パターン・デザイン)などの要素をもっています。そして、これらの組み合わせによって、インテリアの印象は左右され、お部屋のスタイルやイメージが大きく決まります。
写真1は、ダークグレイッシュトーンのかたいイメージの直線的なデザインの和の家具をメインカラーにしたモダンかつ落ち着きのある書斎です。
いくつも交差する直線デザインのビビッドな赤と青のリートフェルトの椅子をアクセントカラーにしています。
また家具の高低差でリズム感をだしています。
写真2は、ビビッドとブライトトーンの黄色のファブリックと青のチェストの反対色をメインカラーにした陽気で明るく活動なイメージのキッズルームです。
白を基調にしたラグとチェストの引出部分の白色が明るくさわやかな空間を演出しています。
このように同じ部屋でもアイテムの色・素材・質感・形状によってイメージが大きく変わりますよ。