インテリアの色彩心理学~自分を活かす色・癒す色~

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「インテリアの色彩心理学  ~自分を活かす色・癒す色~」より (講師:奥村 幸子)

人それぞれ、気になる色、好きな色、苦手な色、思い出の色・・・いろんな色があると思います。私たちは、自分なりに考えて必要な「色」を選んでいるのですが、実は色には心身に大きな影響を与える特定の性質や効果があるのです。では、私たちに多大な影響をもたらす「色」とは一体何なのでしょうか? ずばり「色」の正体は電磁波の一種である「光」なのです。

写真1

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例えば、赤は1秒間に471兆振動して血圧や脈拍、体温を上昇させ、活性や興奮をもたらします。北向きの寒々しい部屋や陽の当らない部屋にはぜひ赤色のインテリアをとりいれてみてください。体感温度が1.5~3度上がるといわれています。さらに興奮をもたらすアドレナリンの分泌を刺激するので気分が落ち込んでいるときなどは赤い花や小物で赤のパワーをとりいれてみましょう。(写真1)

 

 

写真2

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また、青は1秒間に622兆振動し、赤とは正反対の性質があります。血圧や脈拍、体温を低下させ、抑制や鎮静といった効果をもたらします。青い部屋にいると、脈拍はゆっくり、呼吸が穏やかになり精神集中やリラックスするときにでるアルファ波が増えるといわれているので、書斎や寝室にお勧めなのです。体温低下効果もあるので、冬場は避け、夏に多く青色のインテリアをとりいれて涼感を演出してみましょう。(写真2)

 

 

また、色は心身だけでなく、「脳」にも影響をもたらします。最近の大脳生理学では、右脳の活動が免疫力を高め、健康維持に役立つといわれています。左脳ばかりを酷使する現代の私たちの生活。そこで効果的なのが、「色」です。「色」はただ見ているだけでも、右脳が刺激されて活性化されます。 19世紀の画家は一般の人に比べて20年も平均寿命が長いといわれています。ミロは90歳、ダリは85歳、ピカソはなんと92歳です。

ノートルダム寺院 ステンドグラス

写真3

 

色は、まさに命のサプリメントです。

自分を活かす色、癒す色を知り、意識して様々な美しい色を見て脳を活性化し健康で長生きしたいものですね!

(写真3:ノートルダム寺院のステンドグラス)
(写真4;パリのBHVデパート 照明器具売場)
(写真5;パリのBHVデパート インテリア売場)
(写真6;パリのBHVデパート アロマ用品売場)

 

 

パリのデパート照明器具売場

写真4

パリのデパートインテリア売場

写真5

パリのデパートアロマ用品売場

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リフォームを楽しく成功させよう!

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「リフォームを楽しく成功させよう!より (講師:遠島 和恵)

photo1 『リフォーム』といえば、どのようなことを思われるでしょうか?なにか、すごく新しくなるイメージでしょうか??リフォームといっても色々あります。お部屋の一部だけの時もあるだろうし、家全体の大規模なものをあります。出来あがりもモダン・ナチュラル・カジュアル・カントリーなど本当に様々です。

「リフォームしたいな・・」と思われた時に、我が家らしい・自分らしい・そして、自分に合った、リフォームが出来るよう、たくさんの情報の中からもうまく必要な事柄を選んで、「しなければイケない事」を楽しみながら、成功させましょう。

そこで暮らしてきた思い出や歴史など家族の『想い』を大切により居心地のいい住まいづくりを形にできれば、いいですね。。

 そのためには、普段から家族とのコミュニケーションはとても大切になってきます。いろんなことをたくさん話し合って、家族みんながよりよい空間を、そして、これからの暮らしが素敵になる住まいを手に入れてください。家族・コーディネーターなどの専門家と十分に話し合うことが、リフォームを成功させる大きなポイントになります。

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「インテリアで【涼】を演出」~季節を楽しむ~

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「インテリアで【涼】を演出」~季節を楽しむ~より (講師:中原 方子)

 異常気象の所為か、猛暑!厳寒!という体感についてゆくのが精いっぱいのこの頃ですが、もう少し細やかな季節感を大事にしたいものです。手軽に季節を楽しむには玄関やリビングなどに季節のディスプレイコーナーを作ってはいかがでしょう。私がよく使うのは黒いお盆です。「盆景」と言って、お盆の上に土、砂、苔、石などで自然の景色を作るものがあり、その応用ですが、一つの枠が出来る事ですっきりとまとまります。

写真1

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梅雨明けの頃は大暑(たいしょ)。字を見ただけで暑いと分かります。ディスプレイには涼しげなガラスや自然素材の敷物などを使って下さい。ガラスや水を使う時は汚れには気をつけて下さいね。埃や汚れなどが思いのほか目立ちます。艶のある黒は水に濡れた感じが出て涼しげです。白い砂とビー玉で水辺をガラスのとんぼが泊っています。(写真1)

写真2

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8月初旬、暦は既に立秋となります。秋を待つ心をこめて、竹かごなどを使ってはいかがでしょう?まだまだ暑いので線の細いものや透け感のあるもの、余白の多いものを使いましょう。竹籠に鉄線も綺麗です。(写真2)

写真3

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9月9日は重陽。陽の数で一番大きい「9」が重なる日で、別名菊節句とも言います。(写真3)
 オアシス(花屋さんで売っているスポンジのようなもの)を丸く整えて菊の花を挿します。花手毬に組紐を添えてお節句の雰囲気を。

 

写真4

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  9月中旬、お月見。 月の満ちてゆく様を表しました。月は箸置きです。重陽の組紐は母から貰った帯締。手近にあるもので工夫するのも楽しいものです。(写真4)

暮らしの収納術でHappyリライフ

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~。
「暮らしの収納術でHappyリライフ」より  (講師:土谷 尚子)

片付かないという悩みは、なかなかなくならないものですね。

毎日ほんの少しの工夫を積み重ねることで、少しずつ快適で暮らしやすいライフスタイルを得ることができますよ。

「片付く&おしゃれに見えるすっきりインテリアの極意」の中から、基本の「き」とも言えるのが、
【 色・形・素材を揃える 】です。

収納イメージ写真

収納イメージ写真

まず色をひとつに揃えることで、間違い無くすっきり見えて来ます。例えば、キッチンで使う小物類の色をひとつに決めてみましょう。白の柄のピーラー、白のざる、白のボール、白のお玉の柄など、すべて白に揃えて行きます。もちろん、まとめて買うのは、今使っているものがありますので、次に購入する時でいいのです。

次に形を揃えると、徐々にきれいに見えて来ます。例えば、丸いゴミ箱、丸いミラー、丸いテーブルなどなど。少しずつ少しずつ揃えて行きましょう。

最後が、素材を揃える。インテリアのイメージにあわせて、木製のものや樹脂のもの、ステンレス、などなど。また、ステンレスでも、光っているものなのか、マットな感じなのかを揃えて行けば、上級のすっきりインテリアになります。

お買い物のときにちょっと意識するだけで、すっきり見えますよ。ぜひお試しください。

高齢者のためのインテリア計画

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~。
「高齢者のためのインテリア計画」より (講師:西村みどり)

写真A

写真A

高齢者にお勧めのインテリアを考えるとき2枚の写真のうちどちらのインテリアを勧めますか?どちらも違うと思われた方も多いと思いますがこの2つの空間で考えてみてください

写真Aについて。
ガラスのテーブルに 大理石の床、そして家具は角がシャープですね。ぶつけたら怪我をしそう。
色もとってもクール。

写真B

写真B

では写真Bはどうでしょう?
ベッドの前に敷かれているラグが危ないですね。床に絵を置いているのもぶつけそうですね。
では色はどうでしょう?
高齢になると色の見え方が大きく変化します。具体的には白濁化や黄色化、そして視野が狭くなります。
写真Bのような赤色や鮮やかな色は黄色化、白濁化の影響を比較的受けにくい色です。また、気持ちが高揚し、明るい気持ちになる色です。高齢者の部屋はシックで落ち着いた色がいいと思いがちですがこんな元気な色をアクセントとして少し取り入れて楽しくアクティブに過ごして頂くのはいかがでしょうか。

遊び心を取り入れたインテリアカラーのテクニック

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「遊び心を取り入れたインテリアカラーのテクニック」より (講師:  奥村幸子 )

写真1.書斎のコーディネート

写真1.書斎のコーディネート

インテリア・カラーコーディネートを構成するアイテムには、床・壁・天井・家具・照明・カーテン・小物などがあります。
それらには独自の色彩、素材、質感(テクスチャー・肌触り)、形状(パターン・デザイン)などの要素をもっています。そして、これらの組み合わせによって、インテリアの印象は左右され、お部屋のスタイルやイメージが大きく決まります。

写真1は、ダークグレイッシュトーンのかたいイメージの直線的なデザインの和の家具をメインカラーにしたモダンかつ落ち着きのある書斎です。
いくつも交差する直線デザインのビビッドな赤と青のリートフェルトの椅子をアクセントカラーにしています。
また家具の高低差でリズム感をだしています。

写真2.キッズルームのコーディネート

写真2.キッズルームのコーディネート

写真2は、ビビッドとブライトトーンの黄色のファブリックと青のチェストの反対色をメインカラーにした陽気で明るく活動なイメージのキッズルームです。
白を基調にしたラグとチェストの引出部分の白色が明るくさわやかな空間を演出しています。

 このように同じ部屋でもアイテムの色・素材・質感・形状によってイメージが大きく変わりますよ。

美しい暮らしのためのインテリアスタイル学

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「美しい暮らしのためのインテリアスタイル学」より(講師:西村みどり)

イメージ写真A

イメージ写真A

現在 のインテリアスタイルのトレンドはミックススタイルです。 
ミックススタイルは、皆さんも御存じの通り異なるテイストを組み合わせるスタイルです。     
ファッションで言うと 少し極端な例ですが パーティドレスにスニーカーといったフォーマル+カジュアルの組み合わせです。 
選び方によっては難易度は高い組み合わせですが成功すると新しさと深みのある素晴らしいインテリアになります。    

写真Aは和とモダンを組み合わせたミックススタイルです。どうでしょうか。 
異なるテイストを色でうまく繋げていますね。

 

  

イメージ写真B
イメージ写真B

   
また、モチーフのトレンドとしては仏像があげられます。     
女性を中心に癒しを求めて 非常に人気が高まっています。 

 写真Bはリビングに壁面ディスプレイとして使用している例です。      
厳しい時代に突入していますが皆さんも最近のトレンドを取り入れてリフレッシュしてはいかがでしょうか。

初夏・五月を健やかに暮らす

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「初夏・五月を健やかに暮らす
   ~テーブルコーディネートからインテリアへ~」より(講師:水田恵子)

炭の効果に注目
炭の効果に注目!

梅雨の時期は、室内に湿気がこもりがち。
そんな時、「炭」の効果に注目してみましょう。
炭には、吸湿、脱臭などの効果があり、またそのアルカリ性の性質が、植物を元気にしたり、水を浄化したりしてくれます。最近は、住宅の床下に入れて使うなど、健康建材としても利用されています。
炭は、家庭のキッチンでも簡単に作ることができます。
作り方は、不要になった割り箸をアルミホイルで包み、排煙用の穴を2か所ほど開けて金網に乗せ、コンロで加熱するだけ。

そうやって作った炭とドライフラワーを組み合わせて、インテリア小物を作ってみました。洗面所やお手洗いなどの小さなスペースで、空気を浄化しながら目を楽しませてくれます。

ワンランク上のライティングの楽しみ方

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「ワンランク上のライティングの楽しみ方」より (講師: 宮岡千恵 )

lightingLEDについて…
Light (光る) Emitting (出す) Diode (ダイオード)の略で、電気を流すと発光する半導体素子の一種で、人類が手にいれた第四世代の光源として期待されています。
特徴は、
(1) 長寿命 … 白熱灯2000時間に対して、40000時間とランプ寿命が長い
(2) コンパクト…照明器具のコンパクト化に貢献
(3) 低発熱 … イルミネーションに使っても、植木が傷みにくい。
(4) 省エネ … 電気代 約1/6
球の交換もほとんどいらないですし、最近は演色性もよくなったので、まずはエクステリアから取り入れてみてはいかがですか?

すっきり暮らすインテリア

~ 一般生活者向けインテリアセミナー~
「スッキリ暮らすインテリア~5つのステップ~」より (講師: 中原 方子  )

洗剤ボトル
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何も出ていない『スッキリした』『生活感のない』空間に・とよく言われます。
そこで、ものを出さないようにしたい・と。
でも、生活していくうえで必ず出てくるものはありますし、何もないことがスッキリしたことにはなりません。
あなたの周りの「いつもスッキリした人」を思い浮かべてください。
「その人らしいもの」を「過不足なく」装っていて、装いがその人となりを表しているのではないでしょうか? インテリアも同じことなのです。
「一定のルールに沿って選び、過不足なく置く(出す)」
勿論ルールを決めるのはあなたです。
色、形、そのものが持つ雰囲気。あなたが好きだと思うひとつのイメージで統一してください。そうすることで、インテリアが「あなたらしさ」を表すものになります。
過不足を確かめるには写真を撮ることをお奨めします。客観的に見ることが出来るので余分なものが良くわかります。

靴べら
写真2

「無理がないこと」もスッキリした空間を保つとても重要な要素です。どうしても出てくるものは、無理に隠したりせず出してしまいましょう。
その時は目立たないようにするか、インテリアのポイントにしてしまうかです。
どうすれば綺麗に出せるかと気を遣うことで「スッキリしたインテリア」が出来上がります。

* 写真1 市販の洗剤ボトルのラベルを取っただけで違和感がなくなる
* 写真2 おしゃれな形なら靴べらもオブジェのように見える